▼0041 新緑の片知渓谷 3/3

LENS:NFD 50mm F1.4  CAMERA:SONY α7RⅡ

 片知渓谷の写真は、カメラの機種変更をして初めて撮影したものです。α7Ⅱでも十分な画を吐き出していましたが、α7RⅡはどうか。その答えは、FD50mmF1.4のクオリティーとベストマッチして明確になりました。

 焦点距離50mmのレンズは、標準レンズに位置付けられます。しかし、実際には35mmくらいの方が使いやすい焦点距離としてコンパクトカメラ(フィルム)で普及しました。ズームレンズでは、その後、28mm始まりも現れました。50mmというと、思ったより被写体がフレームに収まりません。ちょっと望遠っぽいというか、ポートレート撮影に向く感じがします。

 しかし、F1.4という明るいレンズは非常に解像度が高く、精密な描写をしてくれます。優等生レンズの成績は、イメージセンサーがしっかりと証明してくれました。α7RⅡのローパスフィルターレスという仕様も相まって、超解像の世界が映し出されました。

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▼0027 春の万博記念公園 2/3

LENS:NFD 50mm F1.4  CAMERA:SONY α7Ⅱ

 フイルムカメラ時代に購入するレンズは、まず50mmと決まっていたようなもの。しかも、少し背伸びをしてF1.4を買えば安心できたという時代でした。
 今回、コストパフォーマンスの高い、標準焦点のFD50mm F1.4 を持ち出しました。積極的に撮影はしたのですが、結果、1枚だけの選択です。ここ2~3年ほど、広角と中望遠で主に撮影していたせいもあって、標準レンズが上手く使いこなせません。今後の課題です。解像度と発色は素晴らしく、文句の言いようがありません。