▼0023 寺尾ヶ原の桜 1/3

LENS:NFD 135mm F2  CAMERA:SONY α7Ⅱ

 なかなか忙しくて、桜の写真を撮影に行けません。行けそうな日には雨が降り、そろそろシーズンを逃しそうな気配に。今日は朝から晴天、午前11時までは予定が空いていたので撮影に出発しました。満開を狙って、北部の名所へ行きました。寺尾ヶ原千本桜公園です。
 基本的に、1回の撮影にレンズは3本と決めています。本日は、まずは信頼のおける135mm F2 からスタートです。もう少し引きたいという構図が多かったので、焦点距離については100mmにしておいた方が良かったかもしれません。でも、解像度などに満足できる画が得られたと思います。拡大しないと分かりにくいですが、桜の細かい花びらの単位までも鮮明です。時折、太陽が雲に遮られ薄曇りになりましたが、なるべく陽が当たるチャンスを待ち、かつ影と入り混じるような光景を狙いました。
 すべて手持ち撮影ですが、カメラ本体の手振れ補正のおかげもあり、シャッタースピードが1/100を切ったとしても、ブレに耐えられるくらいです。しかし、油断は禁物で、もう少し高速で切るに越したことはありません。

▼0017 博物館明治村 3/3

LENS:NFD 135mm F2 CAMERA:SONY α7Ⅱ

 このレンズのレポートは2度目ですが、流石です。非常にシャープでいて、滑らかなボケが得られます。この相矛盾する性能が発揮できているレンズ設計に脱帽します。発色も大変に素晴らしいと思います。135mmという画角をどう使いこなすかですが、そこは風景からいかに場面を切り抜くかという醍醐味でもあると思います。フィルター径が72mmということでレンズの頭が重いというのは欠点かもしれませんが、最近のフルサイズレンズに比べれば、どうということはないです。
 FD135mm F2は、New FDレンズ群の中では、常用したいレンズの一つだと感じています。

▼0004 手力雄神社拝殿檜皮葺修復工事

LENS:NFD 135mm F2 CAMERA:SONY α7Ⅱ

 この日は、午前中に手力雄神社拝殿(岐阜県各務原市那加手力町)の檜皮葺修復工事見学会を開催しましたので、ついでに境内や裏山なども撮影してきました。
 レンズは重いですが、α7Ⅱの手振れ補正が威力を発揮し光量不足の場所でもそれほどISO感度を上げることなく撮影できました。

 明るいシーンでは、よりレンズの性能を発揮しました。檜皮の繊維をシャープにとらえると共に、美しい前後のボケも得られました。単焦点レンズの成せる技でしょう。