▼0030 モネの池

LENS:NFD 85mm F1.8  CAMERA:SONY α7Ⅱ

https://canon-new-fd-lens.jimdo.com/2017/04/24/0028-%E6%98%A5%E3%81%AE%E4%B8%87%E5%8D%9A%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%9C%92-3-3/https://canon-new-fd-lens.jimdo.com/2017/04/24/0028-%E6%98%A5%E3%81%AE%E4%B8%87%E5%8D%9A%E8%A8%98%E5%BF%B5%E5%85%AC%E5%9C%92-3-3/

 岐阜県関市板取にある「モネの池」へ、初めて行きました。池といっても、神社の前にある小さな貯水池で特別な存在感はありません。しかし、池の周りには人だかりが…。

 フランスの印象派の画家、クロード・モネは、パリの自宅に「水の庭」を整え、蓮をテーマとした池の画を多く描きました。「モネの池」は、まさにモネが描いた池のようだとSNS経由で話題になり、その後TVなどの取材も重なって今や有名な観光名所となるに至りました。
 透明感のある水に、苔の淡い緑色と錦鯉が添える色彩の組み合わせはとても綺麗で、見ていても飽きません。天気は良かったのですが、山際にあって朝の時間帯は陰になります。カメラの手振れ補正にあやかりながらISO400で、シャッタースピードは1/100前後で撮影しました。鯉が早く泳ぐと振れてしまいました。絞りはF8にして、なるべく被写界深度を稼ぎました。FD85mm F1.8の高い繊細感がメリットとなって、綺麗に透き通る水の雰囲気や、鯉が空中に浮いているような光景が良くとらえられたと思います。

 季節や天候によって、池の雰囲気は随分と変化するそうですので、また機会を見つけて行ってみたいと思います。